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2009年07月14日(火)更新

下戸は損か? 得か?

<質問>-------------------------

私はお酒があまり強くありません。なので、将来接待の席などで
すぐに酔ってしまうのではないかと不安になります。

やはり、お酒に強いほうが社会人として得なのでしょうか?


(明治大学商学部 星 侑利さん)

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私は、下戸です。ゲコ。カエルの鳴き声ではありません。飲める人を「上戸(じょうご)」、飲めない人は下戸。

これは体質なのでしょう。日本人の三人に一人はアルコール分解酵素が不足しているといいますから。


親父も下戸。父方の祖父も下戸でした。飲んでるところを見たことがありません。

母方は、飲ませれば飲むのでしょうが、飲む機会がないので、かなり弱いと思います。連れ合いも、結婚してからほとんど飲むチャンスがありませんので、弱くなったと言っています。


ですから、こども時代にも、家で親が晩酌するなどという習慣もなく、当時は酒屋さんの御用聞き(サザエさんの酒屋さんみたいに)が毎日のように来ていましたが、ご近所にはビールのケースなどを納めても、我が家からは味噌醤油しかオーダーはありませんでした。

家にはビールも酒も、常備していませんでした。あっても調理用のものくらい。それでも、父の元になぜか、お中元にビールなどを送ってくる方があり、それを来客に出すことがありましたが、ずっと押入れにしまわれていたビールをお出ししたら、泡が立たなかったことがあって、ビールは蓋を開けなくても気が抜けるのだ、ということを知りました。今でいうところの「賞味期限切れ」ですね。

また、我が家のみならず、父方の親類一同ほぼ下戸なものですから、最近も法事などで精進落としに料理屋さんに行っても、30人も列席しているのに、「お飲み物は?」と聞かれて、「じゃあ、ビールを3本」などと言って、お店があまりいい顔しない、というようなことがありますね。



最近は、社会的に一気飲みの自粛とか、飲酒運転の厳罰化などにより、飲酒を強要する、ということは大分減っているのではないでしょうか。
一昔前には、よくありましたよ。

「オレの酒が、飲めないっていうのかぁ、お前はぁ!!」

なんて調子でね。


私はお酒が飲めないために損をした、ということはないと思いますが、飲めたら飲めたで、それはきっと楽しいものなんだろうな、と思います。そういう楽しみが一つないことは、損だともいえますね。


きっと、今とは違った人生だったろうな、とは思います。お酒を飲まない分、金が貯まったか? といえば、決してそんなことはありませんが・・・。




飲めないなら飲めないと、最初に宣言してしまうこと。あるいは、飲む場合でも自分の適量を知って、それ以上飲まないことが大事なのではないでしょうか。一番いけないのは

「私は飲めないので、宴会には行きません!」

という拒絶でしょうね。


私は、飲みませんけれど、楽しい会合は大好きですし、素面(しらふ)でもカラオケで歌えますし、いくらでもお付き合いします。

ご参集の皆さんが、どんな醜態を演じようとも、しっかりと覚えている、ということで、嫌な顔されることもありますけどね。

飲まないことを知っている方は、注ぐだけ勿体無いので勧めてもきませんね。



初対面の方は

「お飲みにならないんですか?」

なんて聞いてこられるので、

「ええ。宗教上の理由が・・・」

というと、ドン引きされますので、

「理由が・・・無いんですが。ホルモン教でして・・・」

と続けて、一気に打ち解ける、ということにしております。はい。

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